|
幕(まく)は、舞台あるいは映画の映写、式典や祭礼、広告や装飾などで用いられる主に吊り下げて使用する布の総称。カーテンや帳の類。 == 舞台・映写用 == === 舞台幕 === 舞台幕(ぶたいまく)は、劇場の装置(吊り物)として使用される幕。多くの種類がある。 * 緞帳(どんちょう) : 舞台幕の中で最も重要な常設幕であり、大きな布を開閉して舞台と客席の仕切りとなる。 * 定式幕(じょうしきまく) : 歌舞伎等で用いられる舞台と客席の仕切りとなる引幕。 * 袖幕 * 東西幕 * 水引幕 : 舞台上部に横方向に張る幕。相撲の土俵の屋根にも張られる。また、食堂・屋台・露店などの間口の上部に横方向に張る幕。屋台や露店で用いられるものは「たこ焼」や「大判焼」など扱っている商品が示される。 * 暗転幕 なお、舞台芸術における場面区分の単位も幕といい、区分の「粗→細」の順に「部>幕>場」と称する。文楽や歌舞伎の「段」に相当する。それから更に転じて物事の段階を表現する語としても多く用いられる(「開幕」「幕が上がる」「幕を切って落とす」「幕開け」「序幕」「終幕」「閉幕」「幕を下ろす」「幕を引く」「幕切れ」等)。「黒幕」や「幕の内弁当」などの語も舞台に由来する語とされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「幕」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|