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平均棍(へいきんこん 英語:haltere)は双翅目の昆虫における、後翅の飛翔機能が退化、変化した可動器官を指す。 == 概説 == 一般の昆虫は中胸と後胸に一対ずつ、計二対の翅を持つが、ハエやカは外見的には中胸の一対しか見られない。後胸の一対がごく小さな形に退化しているためである。よく見れば、その翅のあるべき位置にごく細くて小さな、棒状で先の膨らんだ形の器官があるのがわかる。これが平均棍で、飛翔中に前翅の羽ばたきと同じ速さで振動、詳しくは前翅を振り上げると平均棍が上がり、前翅を振り下げると平均棍が下がる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平均棍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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