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平将国[たいら の まさくに]
平 将国(たいら の まさくに 平 將國、生没年未詳)は、平安時代の武将。平将門の子で、長兄は良門がいると伝わる。 == 概説 == 新皇を称した父・将門が、平将門の乱によって滅ぼされると、その一族は平貞盛、藤原秀郷、藤原為憲らによってほとんど誅されたが、まだ幼少であった将門の嫡子将国は、乳母らとともに大叔父の良文の軍勢に護衛されて、かろうじて常陸国信田(信太)郡浮島(現・茨城県稲敷市霞ヶ浦)までに落ち延び、二代新皇を称し再興を図ったと伝わる。 後に大叔父の良文の後見を得て、治世に心血を注ぎ、戦乱が沈静化した後は、疲弊し荒れ果てた領地を回復させるためその後の足跡は不明であるが、後年、歴史上に見られる安倍晴明と同一人物であるという説が有名である。 同時に、将国が神のお告げで発見し、病や傷を癒したとされる紀北町の有久寺温泉などが伝えられている。 その子文国の代に信田小太郎と名乗り、以後数代に渡って信田氏を称し、同地を拠点とした〔『姓氏』(丹羽基二:著/樋口清之:監修)によると、文国は相馬氏と称したと記述されている。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平将国」の詳細全文を読む
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