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平復帖(へいふくじょう)は、陸機の書と伝えられる尺牘で、初行中にある「平復〔平復とは、病気がなおることで、平癒と同意(新選漢和辞典)。〕」の2字からこの名がある。西晋時代の真跡としてきわめて貴重である。 == 概説 == 本帖は友人たちの消息について述べた尺牘で、署名はないが古来より陸機の書と伝称されている。書体は章草で禿筆を用いて甚だリズミカルに86字を9行に書いており、その筆意は素朴で高い風雅がある。書風は初期の王羲之に近いものを感じさせる〔玉村 P.49〕。大きさは23.8×20.5cm。北京故宮博物院蔵。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平復帖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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