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平成27年台風第15号 : ウィキペディア日本語版 | 平成27年台風第15号[へいせい27ねんたいふうだい15ごう]
平成27年台風第15号(へいせい27ねんたいふうだい15ごう、アジア名:''Goni''、命名:韓国、意味:白鳥、フィリピン名:''Ineng'')は2015年(平成27年)8月15日に発生した台風。 == 概要 ==
8月12日に発生した熱帯擾乱が次第に発達し、14日には合同台風警報センター(JTWC)が熱帯低気圧番号16Wを割り当てた。16Wは15日3時(協定世界時14日18時)にマリアナ諸島の北緯13度00分、東経148度20分で台風となり、アジア名コーニー(Goni)と命名された。なお、同時刻に15号の東方で16号が発生している。 当初、中心気圧1000ヘクトパスカル程度であった台風は日本の南の海上を西進しながら次第に勢力を増し、17日3時(協定世界時16日12時)からの24時間で中心気圧を45ヘクトパスカル低下させて935ヘクトパスカルの勢力となり〔、18日午前にフィリピンの監視領域に達したため、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)によってフィリピン名イネン(''Ineng'')と命名された。フィリピン海を西進した台風は非常に強い勢力を維持したまま20日にルソン島へと接近。21日夜にはフィリピンの東の海上で一時停滞したが、その後進路を北寄りに変えて22日には沖縄の南海上を進み、先島諸島に接近。23日には雲の形がやや崩れ、強い勢力に弱まったが、24日には東シナ海上で再発達、眼がはっきりとした、勢力の非常に強い状態になり、19時頃、眼は西表島上空を通過したものと見られる。23日夜には石垣島で最大瞬間風速の記録を更新した。南西諸島各島を暴風域に巻き込みながら東シナ海を北東に進み、25日5時過ぎに、熊本県宇城市付近を通過し、6時過ぎに同県荒尾市付近に上陸した。その後も九州や中国、四国の一部などを暴風域に巻き込みながら九州北部を縦断し、25日昼前に日本海へ抜けた。その後21時には暴風域がなくなり、温低化直前ではあったが大型の台風となった。26日6時(協定世界時25日21時)に北緯38度、東経133度で温帯低気圧に変わった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平成27年台風第15号」の詳細全文を読む
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