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平成6年渇水[へいせい6ねんかっすい] 平成6年渇水(へいせい6ねんかっすい)とは1994年(平成6年)から翌年にかけて九州北部から関東地方までの地域で起きた渇水である。1994年渇水とも呼ばれる。 ==概要== 1994年(平成6年)は日本各地で春から少雨の傾向が続き、梅雨時期の降雨も平年の半分以下であった。7月から8月にかけては記録的な高温の日々が続き、西日本から関東地方までの多くの観測点において観測開始以来の最高気温を記録している(16年後の2010年の夏は、この年よりも暑かったが、春の降水量が多かったため、渇水にはならなかった)。晴天の日々が続き、多くの地域において降水量が平年の30-70パーセント程度にとどまった。 このため特に九州北部、瀬戸内海沿岸、東海地方を中心とした地域の各地で上水道の供給が困難となり時間指定断水などの給水制限が実施された。影響は1660万人におよび、農作物の被害は1409億円にのぼった〔河川情報センター編『日本の水事情 -たび重なる渇水-』 1997年(平成9年)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平成6年渇水」の詳細全文を読む
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