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平方度 : ウィキペディア日本語版
平方度[へいほうど]

平方度(へいほうど)は、立体角の非SI単位である。SI単位は、ステラジアン(単位記号は、sr)である。
1 平方度は、一辺を 1 度(度数法による。)とする正方形と同じ面積を持つ球面を切り取る立体角である。平方度の単位記号は、deg2 がよく使われる。
1 deg2 = \left(\frac \right)^2 =4\left(\frac \right)^2= \frac = 約0.000 304 617 419 79 sr(ステラジアン) = 0.304 617 419 79 msr(ミリステラジアン)である。逆に、1 sr = 約3282.806 350 012 deg2である。
星座などの大きさを表すために用いられることが多い。
球面全体(または天球全体)の立体角は 4\pi sr ≈ 12.566 370 614 sr ≈ 約41 252.961 249 deg2である。計算方法は以下の通り。
まず半径に相当する長さを"度"で表すことを考える。円周の長さが360度であるから、
:
\begin
S & = & 2\pi r =360 \\
r & = &
\end

この半径rを用いて球の表面積を表すと、
:
\begin
A &=& 4 \pi r^2 \\
\ &=& 2r \left(2 \pi r \right) \\
\ &=& 2 \cdot 360 \cdot \\
\ & \approx & 41\ 252.961\ 249
\end

半頂角 \theta の円錐の立体角(deg2)は、
:360 \cdot \left(1-\cos\theta\right) = 20\ 626.48\left(1-\cos\theta\right)
緯度\delta_1から\delta_2(度)、経度\lambda_1から\lambda_2(度)で囲まれた範囲の立体角(deg2)は、
: \left(\sin\delta_2-\sin\delta_1\right)\left(\lambda_2-\lambda_1\right)
最も大きな面積を持つ星座はうみへび座で、約 1303 deg2である。これは、全天の約 1/32 を占める。かつて存在したアルゴ座(巨大な星座ゆえにラカーユによって分割された。)は約1888 deg2もの面積があった。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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