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平田道仁
平田 道仁(ひらた どうにん)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての金工師、七宝師。 == 生涯 == 天正19年に生まれ京都に住む。慶長16年(1611年)に幕府御抱十人扶持となる。 通説では、慶長年中に朝鮮人より七宝技術を伝授されたとされているが、この朝鮮工人説については、当時の李朝において七宝が盛んに行われていた形跡がないため、仮に朝鮮人から学んだとしても中国の七宝技術、あるいは、ヨーロッパの七宝技術であったと推測される〔「日本の七宝」マリア書房.〕。七宝技術習得の経緯は定かではないが、平田一派のいわゆる『平田七宝』は、その遺例を見ると、非常に高度な七宝技術を駆使したものであり、他の系統の七宝とは異なる趣を持つ。 道仁は、刀の鐔や武家屋敷の釘隠などの装飾を手がけ、徳川幕府が本拠を江戸に置くに伴い、京都から江戸に移り1646年に56歳で生涯を終える。道仁以降、平田一派は七宝師として明治時代まで続くことになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平田道仁」の詳細全文を読む
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