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平田家[ひらたけ]
平田家(ひらたけ)は、中原氏流の地下家の官人。代々蔵人所出納(すいのう)を務め、江戸時代には局務押小路家・官務壬生家に次ぐ地下官人の家格を有した。
== 歴史 ==
=== 出納家の成立 === 中原祐安(清原頼業弟・中原師元養子)の子・平田職国(長兼)を祖とする。ただし、狭義においては戦国時代の平田職定(職国12代目の子孫)の子職清及びその養子職忠の系統を指す。 この系統は平安時代末期より代々の当主は蔵人所出納に任じられ、途中他氏が任じられることがあったものの、室町時代後期以後は世襲となっていった。また、内蔵寮年預や右近衛府庁頭を兼ね、人物によっては内豎所年預や院庁の主典代も兼ねた。出納は本来は蔵人所のみの金品の出納を担当していたが、戦乱期の朝廷機構の衰退に伴って諸官司が機能停止していく中で、その職掌は朝廷各部門の出納業務へと拡大の方向に向かっていった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平田家」の詳細全文を読む
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