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平田洋 : ウィキペディア日本語版
平田洋[ひらた ひろし]

平田 洋(ひらた ひろし、1975年11月25日 - )は、愛知県豊田市出身の元プロ野球選手投手)。
== 来歴・人物 ==
豊田大谷高から1993年ドラフト1位で中日に入団したが、実は中日だけではなくオリックスもドラフト1位で指名する方針を固めていたため、当初は中日とオリックスの競合になると予想されていた。だが平田は中日入りを熱望。オリックスへの入団を拒否する構えを見せたため、結局オリックスは平田の獲得を諦め、平井正史を1位指名する方針に変えたというエピソードがある。
契約金は1億円で、当時の高校生としては中日球団の史上最高額だった。当初から高い潜在能力を評価され、速球を武器に期待されていた。
ルーキーイヤーの1994年、2軍では1年間先発ローテーションを守り通すなど活躍。だが、ナゴヤ球場でのヤクルト戦でプロ初登板した際、4失点。1/3回を投げるに留まった。その試合でバッテリーを組んだ中村武志は、「38球のうち良かったのは1球だけだった」と語っている。その後も度重なる故障で伸び悩み、1998年には背番号11を同い年で大卒新人の川上憲伸に明け渡し、代わりに与えられた背番号17もシーズン途中入団の新外国人サムソン・リーが強く希望したため剥奪され、背番号60に降格となったあげく同年限りで戦力外通告を受ける。
その後近鉄の入団テストを受け合格するも1軍昇格はならず、わずか1年で戦力外通告を受け、引退した。
現役引退後は地元の企業に就職し、軟式野球部でプレーしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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