翻訳と辞書 |
平磯海岸[ひらいそかいがん]
平磯海岸(ひらいそかいがん)は、茨城県ひたちなか市磯崎から平磯にかけての海岸である。茨城県北ジオパークのジオサイトの一つ。 == 概要 == 平磯海岸には、おおむね北へ30~40度傾斜した白亜系那珂湊層群の岩礁が連続して分布している。これは、およそ8,000万年前頃の大陸棚斜面において形成されたタービダイトからなる砂岩泥岩互層が、その後の隆起に伴って緩やかに傾斜し、さらに、礫岩、砂岩、泥岩からなる岩石のうち、軟らかい部分が海食によって選択的に削られて、いわゆる「鬼の洗濯板」状になったものである。 当時の海に生息していたアンモナイト、モササウルス、ウニ、二枚貝、サメなどの化石も発見されており、特に異常巻アンモナイトの群棲地として有名である。このアンモナイトの発見は、茨城県内最初の中生代の地層の発見ともなった。 清浄石以南の海岸330m²の地域が、茨城県指定天然記念物に指定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平磯海岸」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|