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平等院テンプル(びょうどういんテンプル、)は、アメリカ合衆国ハワイ州のオアフ島・カネオヘにある仏教施設。日本の宇治市にある平等院鳳凰堂を模した建築物である。コオラウ山脈の麓に位置する民営の公園墓地、バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパーク内に位置する。 本項では同メモリアルパークについても言及する。 == 概要 == 1968年6月7日、ハワイへの日本人移民100周年を記念して、バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパークの最奥部に建立された〔平等院テンプル公式サイト・トップページ 〕。建設を計画したのは、メモリアルパークを運営するポール・W・トラウズデル(Paul W. Trousdale)である〔平等院 - オアフ観光局〕。平等院テンプルはコンクリート製で、宇治の平等院を縮小したスケールモデルである。建設には、1万枚のコンクリート、260万ドルの費用と3年の歳月が費やされた〔。 建物内部には9フィート(約3m)の阿弥陀如来坐像が安置されている〔The Amida Buddha - 平等院テンプル公式サイト〕。金箔を施したこの仏像は日本で Masuzo Inui によって製作されたものである〔。平等院テンプルはメモリアルパークに付随する施設であって、布教活動を行う寺院(active temple)とは異なり〔FAQ - 平等院テンプル公式サイト〕、また特定の宗派に属するものではない(non-denominational Buddhist temple)〔。建物内の壁には建立に賛同した諸宗派のシンボルマークが飾られており、仏教や教派神道の宗派の紋のほか、キリスト教の十字架も掲げられている〔〔ハワイ・ウェブ・TV 平等院 - youtube〕。 平等院テンプルの周囲には2エーカー(8,000 m²)の池がめぐらされており、建物の手前には長い橋が架けられている。池にはコイが放たれているほか、コクチョウやクジャクが飼われている。また、敷地内には鐘楼・東屋・茶店・日本庭園などがある。 平等院テンプルは、ハワイの住民や日本からの観光客によって、しばしば結婚式場として使われている〔。また映画やテレビドラマのロケ地としてもしばしば利用されており、『ハワイ5-0』(1968年-1980年)や『私立探偵マグナム』(1980年-1988年)ではプロットの中に登場するほか、『LOST』(2004年-2010年)や『シークエスト』(1993年-1996年)でもロケに用いられている。映画『パール・ハーバー』(2001年)では宇治の平等院に見立てて撮影された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平等院テンプル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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