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平維良[たいら の これよし] 平 維良(たいら の これよし、生年不詳 - 治安2年4月13日(1022年5月16日)〔デジタル版 日本人名大辞典+Plus 〕)は、平安時代中期の武将。桓武平氏国香流。上総介平兼忠の子だが『尊卑分脈』には見えない。大掾維良とも呼ばれる。 長保3年(1003年)、下総国府を焼討ちし官物を掠奪したかどで押領使藤原惟風の追補を受け、越後国に逃亡した。長和3年(1014年)、『小右記』の2月7日条には陸奥国鎮守府将軍の重任を得るため、藤原道長に馬20疋他豪華な貢ぎ物を行い、門前にはそれを見ようとする見物人が列をなしたとあり、それ以前に鎮守府将軍であったことが解る。 野口実は『中世東国武士団の研究』「平維茂と平維良」において『今昔物語集』巻第25第4「平維茂が郎党、殺され話」、第5「平維茂、藤原諸任を罰ちたる語」に出てくる余五将軍平維茂と同一人物と言う説を展開している。 == 脚注 == 〔
category:下総国の人物
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平維良」の詳細全文を読む
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