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平野 文(ひらの ふみ、1955年4月23日 - )は、日本の声優、ナレーター、エッセイスト。 東京都出身。所属事務所は青二プロダクション。血液型はO型。星座はおうし座。 声優としての主な出演作は、『うる星やつら』(ラム役)、『アニメ三銃士』(ミレディ役)、『平成教育委員会』(3代目ナレーター)等。 == 経歴 == 名前の「文(ふみ)」は本名(「平野」は旧姓)。「文(ふみ)」の名付け親は、平野家と祖父の代から縁のある、第66代内閣総理大臣となった三木武夫。三木曰く「文と言う字は、着物に帯を締めたようにキリリとした感じの字体だ」とのこと〔著書『お見合い相手は魚河岸のプリンス』p.80 - 84 より〕。3歳から舞台を踏み、12歳でNHKの少年ドラマ『名探偵カッチン』のチコタン役でドラマデビュー。東京都立富士高等学校を経て、1978年、玉川大学文学部芸術学科(演劇専攻)卒業。 17歳(1972年)から、NHKラジオ「若いこだま」他3番組のDJを始める。大卒後、深夜放送『走れ歌謡曲』(文化放送)のDJとなる。当時番組内で、受験生からの、様々な声のリクエストに答えながら「がんばれ〜」と叫ぶ、「よろずおめでたコーナー」を聴いていたリスナーから、「声優をやってみたらどうですか」というハガキを受け取り、アニメ『うる星やつら』のラム役で、声優デビュー、いきなりの主役級であり、番組自体もロングランとなって人気を集める。1989年に築地市場の仲卸業三代目・小川貢一(現・築地「魚河岸三代目 千秋」店主)と見合い結婚する。なお、平野の結婚は当時高橋留美子が連載していた『らんま1/2』の中で報告されている〔コミックス11巻 PART.5「秘伝書を奪え」の扉絵より。〕。 結婚に至る経緯を描いた自著『お見合い相手は魚河岸のプリンス』(NHK出版)は、1995年NHKドラマ新銀河で『魚河岸のプリンセス』(連続20回)としてドラマ化された。 小学館のコミック誌『ビッグコミック』で、築地での様々なエピソードを『築地魚河岸 嫁ヨメコラム』に連載。人気コラムとなる。2008年5月に『築地魚河岸 嫁ヨメ日記』として単行本化(小学館)、2012年6月に電子書籍化された。また同誌に連載中のコミック『築地魚河岸三代目』(2000.5-)の作品監修を夫・小川貢一と共に行っている。同作は2008年6月に松竹系で同名のタイトルで映画化された。資格として4級小型船舶操縦士免許を所持者している。結婚後は声の仕事に加え、築地や魚関連の著作も多く、講演依頼も多い。また俳句を趣味としており、俳句関連のテレビ番組に出演もしている。 高橋留美子原作によるアニメ作品との関わりは深く、自身の代表作である『うる星やつら』のラム役を皮切りに、2003年には『高橋留美子劇場』の「専務の犬」でカンナ役を、そして2015年には同作者の代表作の一つである『境界のRINNE』で、ヒロイン・真宮桜の母役を担当。「ヒロインから母親へと順当に育っている」と、高橋留美子作品への再出演に対する喜びの念を表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平野文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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