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幸せにさよなら : ウィキペディア日本語版
幸せにさよなら[しあわせにさよなら]

幸せにさよなら」(しあわせにさよなら)は、1976年4月1日に発売されたナイアガラ・トライアングル(大滝詠一山下達郎伊藤銀次)通算1作目のシングル
== 解説 ==
「幸せにさよなら」はアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』〔『NIAGARA TRIANGLE Vol.11976年3月25日発売 NIAGARACOLUMBIA LP:LQ-7001〕からのシングル・カット。アルバムでは作者である伊藤銀次のソロ・ヴォーカルだが、シングルでは山下達郎大滝詠一がそれぞれ個別に歌ったものを編集で繋ぎ、山下・伊藤・大滝と一小節ずつ交替でヴォーカルをとっている。そのため、大滝や山下のDJラジオ番組で、別ミックス、別ヴァージョンが過去何度かオンエアされた〔山下のヴォーカル・ヴァージョンは、山下のナイアガラ時代の作品を集めたコンピレーション・アルバムTATSURO FROM NIAGARA』(2009年3月21日発売 NIAGARASony Music Records CD:SRCL-5010)にボーナス・トラックとして収録。〕。また、バック・トラックも細野晴臣上原裕松任谷正隆が参加している別ヴァージョンになっている。この曲は後に東芝EMI在籍時の楽曲を集めた伊藤のベスト・アルバム『“CHANGES” History of GINJI』〔伊藤銀次『“CHANGES” History of GINJI』 1988年7月6日発売 EASTWORLD ⁄ TOSHIBA-EMI CD:CT32-5242〕にリミックスで収録されたほか、24bitデジタル・リマスタリング、紙ジャケット仕様で再発されたミニ・アルバム『POP STEADY #8』〔伊藤銀次『POP STEADY #8』 2007年10月24日発売 GT music ⁄ SMDR CD:MHCL-1199〕にはボーナス・トラックとして“Acoustic Live Version”で収録された。伊藤によればはっぴいえんどラスト・ライヴ翌日の9月22日〔「CITY -LAST TIME AROUND1973年9月21日 文京公会堂〕、ココナツ・バンクを解散させたことがきっかけになっているという。「もうここは大阪ではないのよ。勝負をかけなきゃいけない場所に来てるわけだから、これでもしまた一人になったらまたゼロから始めてくしかないなと思わなかったんですよ、その時にね。ただ、大滝さんからいろいろ学んだものがあるからね、これでもう一度やり直そうと思ってから」とし、1974年の正月に伊藤が大阪に帰ったときに弟が持っていたテープ・レコーダーで、シェーカーの代わりに薬瓶を振ったりして作られた楽曲だという。「あの曲ができたのはやっぱり大滝さんと会ったからですよ。バンドの曲ではないもの。僕らはインプロヴィゼーションみたいなので聴かせるバンドだったのね。僕が大滝詠一に会って、ずっと一緒に時間を過ごして出てきた、あの流れの中で最後にポッと出てきたものだと思うんですよ。一区切り。それが<幸せにさよなら>だったんですよ。だからやっと音楽をやったっていう気がするね。自分の中でいろんなものを再構築していって、それからココナツがなくなって自分に戻って。作ろうと思ったっていうよりも…」〔と語っている。一方、大滝は「(<幸せにさよなら>は)銀次一世一代の超自信作だったのよ。でも、出すにしても、伊藤銀次のソロっていうのは思い浮かばなかったのよ、恥ずかしながら。でも、ちょうど加山雄三のディレクターと知り合いだったから、これは加山さんがやってくれたら一石二鳥と思って、テープを持ってったのよ」「で、それがうやむやになっちゃって俺はずっと気になってたのよ」〔として、大滝は『トライアングル』の話をしたときにこの曲をやることを提案したという。「だからあの時にこの銀次の曲をそのまますんなり誰かがやるかしてたら、彼のポップス・マインドというか作家意識みたいなのが。とにかく嬉々として、生涯の自信作が出来たっていう顔をして玄関に立ってたのが未だに忘れられないんですよ」「自然に出来ましたっていうような感じだったから、『トライアングル』でこれはなんとしてもやってもらおうと」〔と答えている。原題は“想い出にさよなら”だったが、メリサ・マンチェスターが同名の曲を先に発表したため、“こっちが早いといっても信じてもらえないだろうし、又、真似をしたといわれるのが癪で”レコーディングに際しタイトルが“幸せにさよなら”に変更された。
「ドリーミング・デイ」はアルバム収録曲と同内容だが、イントロの一部がカットされ、フェイド・アウトも早い。この曲は『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』〔のために書き下ろされた曲で、山下によれば3年間大滝と付き合って色々影響を受けたことを表現した作品だという〔。仮題は<クライド・マック・バーガー>。後に山下のライヴ・アルバム『JOY』〔山下達郎『JOY1989年11月1日発売 MOON ⁄ ALFA MOON 2CD:50MX-95/6〕にライヴ・ヴァージョンが収録された。
本作は大滝の初ソロ・シングル「恋の汽車ポッポ」〔大瀧詠一恋の汽車ポッポ1971年12月10日発売 KING EP:BS-1465〕以来のモノ・ミックスでのリリースされ〔ジャケット裏面には“このレコードはモノラルで録音されています。”との記述がある。〕、両曲とも30周年記念盤『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』〔『NIAGARA TRIANGLE Vol.1 30th Anniversary2006年3月21日発売 NIAGARA ⁄ Sony Music Records CD:SRCL-5005〕にボーナス・トラックで収録された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「幸せにさよなら」の詳細全文を読む



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