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しあわせの隠れ場所[しあわせのかくればしょ]
『しあわせの隠れ場所』(原題: ''The Blind Side'')は、2009年のアメリカ映画。2009年のNFLドラフト1巡目でボルチモア・レイブンズに指名されて入団したマイケル・オアーのエピソードに基づくマイケル・ルイス(Michael Lewis)のノンフィクション『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』(The Blind Side: Evolution of a Game)を映画化。2010年の第82回アカデミー賞において作品賞と主演女優賞にノミネートされ、主演女優賞で受賞。第67回ゴールデングローブ賞では主演女優賞 (ドラマ部門)を受賞した。 == ストーリー == 家族と共に車で帰路に着く途中、リー・アン(サンドラ・ブロック)は、一人で雨に濡れながら夜道を歩くマイケル・オアー(クィントン・アーロン)に目を留める。彼を放っておけなかったリー・アンは自宅に連れ帰りマイケルの境遇を知ると、一家に迎え入れることにした。リー・アンがアメリカン・フットボールでのマイケルの持つ才能を見い出したことから、彼は一気にスター選手へと開花していく。当初は学力不足だったオアーは家庭教師に学ぶなどの努力の結果、NCAA1部校の奨学金に必要なGPA2.50を上回る成績になった。オーバーン大学のトミー・テュバーヴィル、ルイジアナ州立大学のニック・セイバン、サウスカロライナ大学のルー・ホルツ、テネシー大学のフィリップ・ファルマー、アーカンソー大学のヒューストン・ナット、ミシシッピ大学のエド・オージェロンらによるリクルーティングを受けたオアーはテューイ夫妻の母校、ミシシッピ大学への進学を決意する。しかしNCAAの調査員からリクルーティングに関するルール違反が行われていたのではないかと調査を受け、自分がリー・アンの家庭に迎え入れられたのは才能ある子を育てて母校に入れるという下心があったのではないかと疑いを持ち家を飛び出してしまう。昔の仲間と会うが、暴力を振るってしまう。迷った挙げ句に、アンに会い、アンが自分で選びなさい、というのを聞いて、自分で決めることにする。さまざまなオファーの立ち会いをしていたS・Jがもっとも恩恵を受けたのかもしれない。 原題の「ブラインドサイド」とは、クォーターバックの利き手逆側の、死角になり易いサイドの事で、右利きクォーターバックの場合は左側である。パスプレイの際、クォーターバックの体は利き手側に向くため(右利きの場合右方向)、逆側は死角になりやすい。よってブラインドサイドのオフェンスタックルは、オフェンスライン内でも特に重要とされ、高い能力が求められる。映画の冒頭ではワシントン・レッドスキンズのジョー・サイズマンがローレンス・テイラーにサックされ再起不能となったプレーが映し出される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「しあわせの隠れ場所」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Blind Side (film) 」があります。
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