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幸 英明(みゆき ひであき、1976年1月12日〔 - )は、日本中央競馬会 (JRA) に所属する騎手である。1994年に騎手免許を取得し中央競馬の騎手となる。2003年にはスティルインラブに騎乗し桜花賞、優駿牝馬(オークス)、秋華賞の牝馬三冠で勝利を挙げた。また2009年には、JRA史上初となる年間騎乗回数1,000回を達成した。2015年までに中央競馬でGI競走5勝を含めて重賞33勝、全勝利数1161勝を挙げている〔。 == 経歴 == 鹿児島県鹿屋市で育つ。中学3年生までは競馬とはほぼ無縁だったが、中学3年生の時に「体が小さいので」と勧められて騎手を目指す〔読売新聞2003年10月20日東京朝刊2面〕。 渡辺薫彦、吉田豊らと共に競馬学校の10期として入学、1994年に騎手免許を取得し谷八郎厩舎に所属した。デビュー年には23勝を挙げ、翌1995年には春の天皇賞でGI初騎乗を果たした〔。 1997年3月15日、中京競馬第3競走においてJRA通算100勝を達成。その後もコンスタントに好成績を残し、関西リーディングの上位に名前を連ねるようになる。 2003年にはスティルインラブに騎乗し桜花賞を勝利、GI初勝利を達成した。この年、同馬とのコンビで、オークス、秋華賞も制し、メジロラモーヌ以来2頭目の牝馬三冠を達成した〔。 2008年3月30日、第38回高松宮記念をファイングレインで制覇し、4年6か月ぶりに中央競馬のGIレースでの勝利をあげた。 2009年には年間騎乗回数が968回に達しで、それまで岩田康誠が保持していたJRA年間最多騎乗回数記録952を上回った。ただしこの年は、内田博幸が幸の記録を上回る騎乗回数975を達成し、記録樹立とはならなかった。 2010年5月22日、京都競馬第4競走で、デビューから16年2か月18日で通算11000回騎乗を達成した。これは当時のJRA史上最速・最年少記録であった〔最速記録は後に福永祐一が更新した。〕。またこのレースを勝利し、JRA通算800勝も同時に達成した(騎乗馬・ニホンピロアワーズ)。同年には年間騎乗数が1008に達し、前年に内田博幸が達成したJRA年間最多騎乗記録を更新、年間1000回騎乗を達成した。 2011年6月12日、阪神競馬第3競走で通算12000回騎乗。デビューから17年3か月8日、35歳5か月1日(JRA史上最速・最年少記録)で達成。 2012年12月8日、阪神競馬第2競走でJRA年間騎乗回数1009回になり自身の持つ中央競馬記録を更新(騎乗馬・タニノセレナーデ・4着)。 2014年12月7日、第15回チャンピオンズカップにて、ホッコータルマエに騎乗し、優勝した。 また地方競馬でもブルーコンコルドとのコンビで活躍し、JBCスプリント連覇(2005年・2006年。ただし2006年はコース(川崎競馬場)の都合によりJBCマイルとして行われた)、マイルチャンピオンシップ南部杯3連覇(2006年 - 2008年)、東京大賞典(2006年)、かしわ記念(2007年)を勝ち、ダートGI・JpnI計7勝をあげた〔ブルーコンコルド - netkeiba.com、2016年1月28日閲覧〕。東京大賞典では2013・2014年にホッコータルマエにて連覇〔ホッコータルマエ - netkeiba.com、2016年1月28日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「幸英明」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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