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幹部高級課程(かんぶこうきゅうかてい)とは、自衛隊において、高級指揮官・幕僚の育成を目的として設置されている教育課程である。 陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊の幹部学校にそれぞれ開設されており、教育期間や教育内容など、細部に相違点がある。近年では、米国やアジア諸国を中心に留学生を受け入れている。 統合幕僚学校一般課程・防衛研究所一般課程と並び、高級3課程と称される。 == 概要 == *陸上自衛隊幹部学校の幹部高級課程 :英称はAGS(Advanced Command and General Staff Course)。学生は、指揮幕僚課程を修了した1佐~2佐より、これまでの成績や勤務評定などを参考にして選抜され、29週の教育期間で高級指揮官・幕僚に求められる戦略的・戦術的知識および技能と、師団以上の規模の部隊運用に必要な統率力・判断力の付与を目的とした教育を受ける〔防大の成績・指揮幕僚課程及び当課程を首席で卒業した者は、後の陸上幕僚長までの昇任がほぼ確定する〕。 *海上自衛隊幹部学校の幹部高級課程 :学生は、1佐・2佐を対象に、CS(指揮幕僚課程)等を終了した者の中から選考され、幹部自衛官としての資質向上、高級指揮官・幕僚として必要な知識及び技能を修得するための教育を実施している。 *航空自衛隊幹部学校の幹部高級課程 :英称はAWC(Air War Course)。指揮幕僚課程(CSC)を修了した1佐~2佐を対象に、幹部自衛官としての資質向上、高級指揮官・幕僚として必要な知識及び技能を修得するための教育を実施している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「幹部高級課程」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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