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『幻の動物とその生息地』(まぼろしのどうぶつとそのせいそくち、原題『''Fantastic Beasts & Where to Find Them''』)は、『ハリー・ポッター』シリーズの作中に登場する書物。 2001年にイギリス、アメリカ合衆国、日本などで副読本として実際に発売された。著者はJ・K・ローリング。日本では松岡佑子の翻訳で静山社より発行(ISBN 4915512436)。名目上の著者は魔法生物研究者のニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー(ニュート・スキャマンダー)。この書の初版は1927年の刊行で、2001年刊行の第52版がマグル向けにも発売されたという設定になっている。 「ホグワーツ魔法魔術学校で使われる教科書」で、魔法生物に関する基礎知識や、約80種の魔法生物の生態と危険度を示した書物。同書の中でもハリー・ポッターが使用したものの複製品(と言う設定)であり、そのため「ハリーが書きこんだ落書き」も再現されている。また、ハリーの友人のロン・ウィーズリーは、自分の教科書がばらばらになったため、ハリーの教科書を共用しており、ロンの落書きも見られる(一部、ハーマイオニー・グレンジャーの落書きもある)。また校長アルバス・ダンブルドアの前書き(とブックカース)が追記されている。 日本では、同時発売された『クィディッチ今昔』とともに、限られた書店で期間限定付で発売するという特殊な販売方法がとられたが、注文すれば店頭にない書店でも取り寄せができる場合があった。現在は市場在庫はほとんど残っておらず、入手しづらい本になっている。 売上金は全てイギリスの慈善団体「コミック・リリーフ」に寄付された。 == 映画 == 2015年に新シリーズとして、映画化が発表され、11月4日に邦題が『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(原題:''Fantastic Beasts and Where to Find Them'')に決定した。映画は2016年に公開予定。 この作品で、原作者のJ・K・ローリング自身が初めて脚本を手掛け、ハリー・ポッターの1作目から約70年前のアメリカが舞台となる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「幻の動物とその生息地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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