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幽灵 : ウィキペディア日本語版
幽霊[ゆうれい]

幽霊(ゆうれい)とは、
* 死んだ者が成仏できず姿をあらわしたもの〔広辞苑第五版「死者が成仏し得ないで、この世に姿を現したもの。」〕
* 死者のが現れたもの〔小学館『日本大百科全書』〕
== 概要 ==
幽霊というのは、小学館『日本大百科全書』でも、平凡社『世界大百科事典』でも【幽霊】の項目に、日本の幽霊と西洋の幽霊が並置する形で扱われている

。このように、洋の東西を問わず世界に広く、類似の記載はあり、中世のヨーロッパにも〔ジャン=クロード・シュミット『中世の幽霊――西欧社会における生者と死者』みすず書房、2010、 ISBN 4622075164〕、日本の隣の国、中国にも〔竹田晃『中国の幽霊―怪異を語る伝統』東京大学出版会、1980、ISBN 4130830139〕、また陸上だけでなく、世界の海にもいるとする記載がある〔クリエイティブ・スイート『世界の海賊 伝説と謎』PHP文庫、2010〕 。
西洋でも、(日本同様に)人間の肉体が死んでも魂のほうが死なずに現世でうろついたり、家宝を守ったり、現世への未練から現世にとどまったりする話は多くあり、霊が他人や動物にのりうつることもあるといわれる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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