翻訳と辞書 |
広島新交通システム橋桁落下事故 : ウィキペディア日本語版 | 広島新交通システム橋桁落下事故[ひろしましんこうつうしすてむはしげたらっかじこ]
広島新交通システム橋桁落下事故(ひろしましんこうつうシステムはしげたらっかじこ)は、当時建設中であった広島高速交通広島新交通1号線(愛称アストラムライン)の工事現場で、橋桁が落下し、一般人と作業員23人が死傷した事故。 == 事故の概要 == 1991年(平成3年)3月14日午後2時5分ごろ、広島県広島市安佐南区上安2丁目(現・広島高速交通広島新交通1号線上安駅付近)で、前日仮設置していた長さ63m、幅1.7m、厚さ2m, 重さ60t〔明治・大正・昭和・平成 事件・犯罪大事典 p693〕の鋼鉄製の橋桁を据え付ける作業中、橋桁が10m下の広島県道38号安佐安古市線(現・広島県道38号広島豊平線)に落下する事故が発生した。 この事故で、橋桁は並行する県道下り線を赤信号で停車していた乗用車など11台を直撃し、橋桁の上で作業していて、下に投げ出された作業員5人と乗用車に乗車していた9人の計14人が死亡、9人が重軽傷を負った(重傷1名は後に事故による死亡と認定)〔。橋桁の落下の直撃を受けた乗用車の中には、橋桁の重量により高さ50cmほどにまで圧縮されたものもあり、また火災が発生し炎に包まれたものもあった。事故のおよそ2時間後に橋桁がクレーンで取り除かれ、下敷きとなった乗用車に閉じ込められていた被害者らは救出されたが、9人の死者は全員がほぼ即死の状態であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広島新交通システム橋桁落下事故」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|