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広島電鉄5100形電車(ひろしまでんてつ5100かたでんしゃ)とは、2004年に登場した広島電鉄の路面電車である。愛称 Green mover max(グリーンムーバーマックス)。2005年にグッドデザイン賞を受賞した。 == 概要 == 近畿車輛〔近畿車輛 広島電鉄殿向け国内初のフルフラット超低床車〕・三菱重工業〔三菱重工業株式会社 ニュースレター 2004年11月22日 - 国産初の100%超低床LRV(Light Rail Vehicle)車両を開発 第1号車両を広島電鉄に納入〕 ・東洋電機製造・広島電鉄の4社がU3プロジェクトの名で共同開発した、国産初の100%フルフラット超低床電車である。U3とは Ultimate (究極の)、Urban (都会的な)、User friendly (利用しやすい) を意味する。メーカではJTRAMという愛称で呼んでいる。構造は5000形(GREEN MOVER)に引き続き5連接車で、広島港方から A、C、E、D、B 車(荒手車庫所属である5101号は、宮島口方から B、D、E、C、A 車)となっている。 2004年12月19日、広島市中区江波にある江波車庫に搬入され、組み立てを行った後宮島線・市内線で試運転が行われた。2005年3月30日に営業運転開始された。現在は10編成を保有しており、主に1号線(宇品線)で集中的に使われ、朝夕ラッシュ時は5号線(比治山線)でも運転。また、5101号のみ2号線(本線・宮島線)で運用される。なお、千田車庫所属の車両も、厳島神社の初詣や宮島水中花火大会など多客時の臨時便として宮島線を走行する。しかし、当初は全車千田車庫への配置予定であったが、デビュー時の宮島線期間限定運行に影響し、宮島線沿線利用者から「宮島線にも走らせてほしい」との要望が多くあったため、5101号は千田車庫配属から改めて荒手車庫所属となった(その代替として5000形の5012号が市内線の千田車庫所属へ変更となった)。 当初は「GREEN MOVER max」と「max」以外は大文字表記だったが、ロゴデザインの商標権利上の問題が発生し、第2編成登場時にロゴマークのデザインを変更した際、小文字主体の「''Green mover max''」と斜体表記になった。ただし、行先方向幕については全編成に大文字表記が残されている。 2007年4月19日から5101が広島観光インフォメーション電車(広島平和記念公園と原爆ドーム・縮景園・広島城・宮島の大鳥居と厳島神社などの写真が部分ラッピングされ、車内に観光地や文化施設の案内板が設置されている)となった。また、2008年7月19日から8月24日は、広島観光インフォメーション電車のまま、テレビ新広島(TSS)が宮島の包ヶ浦自然公園に開設した海の家「TSS海の家 NATSUGOYA de アロハ」の宣伝電車として、車内放送をTSSのアナウンサー8人が担当する「NATSUGOYA電車」として運転された。 広島電鉄5000形電車同様に、車内に次の停車駅等の案内表示器が引き続き設置された。連結部上部に1行分のLEDパネルが設置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広島電鉄5100形電車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Green Mover Max 」があります。 スポンサード リンク
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