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広沢池[ひろさわのいけ]
広沢池(ひろさわのいけ)は、京都市右京区の嵯峨広沢町にある周囲1.3kmほどの池である。日本三沢〔京都市、広沢池、奈良市の猿沢池、宇佐市の初沢池〕の一つにも数えられる。別名遍照寺池(へんしょうじのいけ)とも呼ばれる。2010年(平成22年)3月25日に農林水産省のため池百選に選定された〔広沢池 - 農林水産省 - ため池百選〕。 1969年に古都保存法の歴史的風土特別保存地区に指定されている。池の西側には池へ突き出るような形の小さな島があり、観音島と呼ばれ、橋が架けられている。島の内部には石像の千手観音が祭られ、先端には弁天堂もある。現在は鯉の養殖が行われている。 == 歴史 == 平安時代の中期、989年(永祚元年)に遍照寺の建立にあわせ庭池として本堂の南に造営されたとも言われている。異説として、嵯峨野一帯を開墾した渡来系豪族の秦(はた)氏一族が溜池として造ったとも言われている。 平安時代に作られた池は、遍照寺と共に廃れて行ったが明治時代に、地元の人々の協力で修復された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広沢池」の詳細全文を読む
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