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廣田 宗(ひろた そう)は日本の実業家。1969年から1981年まで12年間小田急電鉄社長を務め、1981年から1983年に死去するまで同会長を務めた。また日本民営鉄道協会会長等も務めた。勲二等瑞宝章受章。 == 人物 == 大分県出身。1932年旧制東京商科大学(のちの一橋大学)卒業、三菱銀行入行。1961年三菱銀行取締役。 1963年安藤楢六に誘われ、小田急グループに入り、小田急百貨店専務就任〔1985/07/20, 日経産業新聞〕。1964年小田急電鉄取締役、1965年同専務。 1969年小田急電鉄社長、1981年同会長。ホテル小田急社長も兼務。ホテルセンチュリーハイアットの特別の客室階「リージェンシークラブフロア」の拡大や、女性スタッフによる飲み物の提供、各種案内サービスを開始し、1984年に開業したヒルトン東京に対抗した〔1984/04/11, 日経産業新聞〕。1985年、ホテル業界の競争激化にともない、専任の社長を設けるため、ホテル小田急の社長を退任し会長に就任〔1985/04/18, 日経産業新聞〕。1980年勲二等瑞宝章受章。 1981年から1983年まで日本民営鉄道協会会長を務め、運賃値上げ問題に取り組んだ。 総理府観光政策審議会委員、相模鉄道取締役、財団法人安藤記念奨学財団初代理事長等も務めた〔1982/03/26, 日本経済新聞〕。 小田急電鉄会長在任中の1986年11月29日、東京都多摩市桜ヶ丘の自宅で死去。享年77〔1986/11/30, 日本経済新聞〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広田宗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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