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広開土大王級駆逐艦[ひろひらきどだいおうきゅうくちくかん]
広開土大王級駆逐艦(、こうかいどだいおうきゅうくちくかん、クァンゲトデワンきゅうくちくかん、、)は、大韓民国海軍が運用する駆逐艦の艦級。大韓民国初の国産駆逐艦である。 設計作業は、1989年から大宇重工業(現在の大宇造船海洋)によって着手された。計画名は、当初はKDX-2000とされていたが、後にKDX-2(現在の李舜臣級)計画がスタートすると、これにあわせて、こちらはKDX-1と称されるようになった〔〕。当初は最大20隻の建造も検討されたが、結局3隻の建造にとどまった。 == 設計 ==
船型としては平甲板型が採用されているが、ハンガーを設置した後部上部構造物は両舷いっぱいまで広げられている。艦内容積の不足を補うため、艦の長さに比較して上部構造物は高く、また艦橋構造物の上にも大型の甲板室が設けられているために全体の印象はややトップヘビーなものとなっている〔。また実際にも、艦内余積に乏しく、復原性などの洋上行動力にも問題があると言われている〔〕。なお、V字型に傾斜した並列式の2本煙突が設置されているが、これはステルス性を企図したものとされている〔〕。 主機関には蔚山級を踏襲してCODOG方式を採用しており、高速機は同じゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジンであるが、巡航機としてはV型20気筒に強化したMTU 20V956 TB92ディーゼルエンジンが採用された。推進器としては可変ピッチ式スクリュープロペラが両舷に計2軸配置されており、巡航機と高速機は各推進器に1基ずつ、減速機を介して接続されて、これを駆動する。また発電機としては、出力800kWのディーゼル発電機が4基搭載されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広開土大王級駆逐艦」の詳細全文を読む
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