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都道府県立図書館(とどうふけんりつとしょかん)は、日本の都道府県が設置主体となっている公共図書館のことである。多くは都道府県庁所在地に設けられているが、機能分散の一環で都道府県庁所在地以外の都市に設置する都道府県も増加傾向にある。 宮城県・岐阜県・愛知県の3館は正式名称に「県立」を含まず「県図書館」としている。また、長野県・山口県・長崎県の3館は分館を持たない(過去に設置されていたものは廃止または市町村に移譲された)が、正式名称に県庁所在地の名称を含んでいる。 == 一覧 == 都道府県庁所在地でない都市に本館が置かれている場合は太字で示す。 *北海道立図書館(江別市) *青森県立図書館(青森市) *岩手県立図書館(盛岡市) *宮城県図書館(仙台市泉区) *秋田県立図書館(秋田市) - 分館にあきた文学資料館(秋田市)がある。 *山形県立図書館(山形市) *福島県立図書館(福島市) *茨城県立図書館(水戸市) *栃木県立図書館(本館:宇都宮市) - 分館に足利図書館(足利市)がある。 *群馬県立図書館(前橋市) - 別組織として群馬県立点字図書館(前橋市)がある。 *埼玉県立図書館(本館:熊谷市) - 分館に久喜図書館(久喜市)がある。分館の川越図書館(川越市)は2003年、旧本館の浦和図書館(さいたま市浦和区)は2015年廃止。 *千葉県立図書館(中央館:千葉市美浜区) - 分館に西部図書館(松戸市)と東部図書館(旭市)がある。 *東京都立図書館(中央館:港区〔都庁所在地は新宿区。〕) - 分館に多摩図書館(立川市、2017年に国分寺市へ移転予定)がある。旧本館の日比谷図書館(現:日比谷図書文化館)は2009年に千代田区へ移譲された。 *神奈川県立図書館(本館:横浜市西区) - 分館に川崎図書館(川崎市川崎区)がある。別組織として神奈川県立かながわ女性センター図書館(藤沢市)があったが2015年に閉館、資料は県立図書館へ移管された。 *新潟県立図書館(新潟市中央区) *富山県立図書館(富山市) *石川県立図書館(金沢市) - 県内各地に設けていた12の分館は1982年廃止。 *福井県立図書館(福井市) - 分館に相当する施設として若狭図書学習センター(小浜市)がある。 *山梨県立図書館(甲府市) *県立長野図書館(長野市) - 正式名称に県名が含まれない。 *岐阜県図書館(岐阜市) *静岡県立中央図書館(静岡市駿河区) *愛知県図書館(名古屋市中区) - 正式名称は「愛知芸術文化センター愛知県立図書館」。 *三重県立図書館(津市) *滋賀県立図書館(大津市) *京都府立図書館(京都市左京区) - 図書館機能をもつ施設として京都府立総合資料館(京都市左京区)があるが、府立図書館とは別組織。 *大阪府立図書館(中央館:東大阪市) - 分館に旧本館だった中之島図書館(大阪市北区)がある。 *兵庫県立図書館(明石市) *奈良県立図書情報館(奈良市) - 分館の橿原図書館(橿原市)は2005年廃止。 *和歌山県立図書館(本館:和歌山市) - 分館に紀南図書館(田辺市)がある。 *鳥取県立図書館(鳥取市) *島根県立図書館(松江市) - 分館に相当する施設として西部図書普及センター(浜田市)がある。 *岡山県立図書館(岡山市北区) *広島県立図書館(広島市中区) *山口県立山口図書館(山口市) *徳島県立図書館(徳島市) *香川県立図書館(高松市) *愛媛県立図書館(松山市) *高知県立図書館(高知市) - 2018年以降に、新図書館(高知県立図書館と高知市民図書館本館を統合)、新点字図書館、こども科学館からなる複合施設に移転する予定。 *福岡県立図書館(福岡市東区) *佐賀県立図書館(佐賀市) *長崎県立長崎図書館(長崎市) - 2018年に大村市へ本館を移転する予定。 *熊本県立図書館(熊本市中央区) *大分県立図書館(大分市) *宮崎県立図書館(宮崎市) *鹿児島県立図書館(鹿児島市) - 分館に奄美図書館(奄美市)がある。 *沖縄県立図書館(那覇市) - 宮古分館(宮古島市)は2010年、八重山分館(石垣市)2012年に廃止。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「都道府県立図書館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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