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廃油(はいゆ、)は、廃棄物のうち鉱物油や動植物油などの油脂および油状の物質を指す。このうち、産業廃棄物として排出される引火点70℃未満の廃油は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第二条の四第一号により特別管理産業廃棄物に分類される〔(環境省)〕。 == 廃油の分類と排出源 == * 潤滑油系廃油 - エンジンオイル、冷凍機油、切削油、絶縁油など。ガソリンスタンド、自動車整備工場、機械工場、発電所等から生じる。 * 燃料油系廃油 - 灯油、ガソリン、タンカーのバラスト水など。ガソリンスタンドや製油所、船舶等から生じる。 * タール・ピッチ系廃油 - アスファルト、ピッチ、ワックス、パラフィンなど。油脂化学工場や道路工事現場等から生じる。 * 廃溶剤類 - トルエン、キシレン、アセトン、トリクロロエチレンなど。塗料工場・印刷工場・機械工場・化学工場等から生じる。 * 動植物油類 - 牛脂、大豆油、魚油など。食品工場・外食産業・給食施設・一般家庭等から生じる。 * その他 - タンクスラッジ、廃活性白土、硫酸ピッチ、廃モノマー、油を含むウエスなど。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「廃油」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Waste oil 」があります。 スポンサード リンク
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