|
廣畑 涙嘉(ひろはた るか、1969年 - )は日本基督(キリスト)教団の牧師である。 カトリック教会とプロテスタントの対立を終わらせるエキュメニカル運動を目指して来た。現在このエキュメニカルの概念を広い意味で捉え、キリスト教以外の宗教・仏教・殊に真言密教との接点を見出そうとしている。そして2011年4月より高野山大学大学院文学研究科修士課程密教学専攻通信教育課程在学中。2012年5月高野山金剛峯寺で剃髪・得度。同じく2012年5月~6月高野山金剛峯寺、高野山大学大菩提院道場にて受戒を受け、正式に出家した比丘尼となる。僧名:恵光。またシャンソン歌手でもある。 == 経歴 == 岡山県にて生まれる。英知大学(現在の聖トマス大学)のフランス語フランス文学科を卒業して、1998年に同志社大学大学院神学研究科修了。神学修士。2001年に按手礼を受けて、日本基督(キリスト)教団正教師となる。日本基督(キリスト)教団阿倍野教会、日本基督(キリスト)教団生駒伝道所の協力牧師等、大阪教区のいくつかの教会・伝道所の担任教師を務めたのち、現在は、開拓伝道で設立して、2007年に日本基督(キリスト)教団の認可を受けた、日本基督(キリスト)教団チャペル福音館伝道所(京都教区)の主任担任教師(牧師)。 エキュメニカルの信仰を大切にするばかりではなく、キリスト教以外の宗教・仏教・殊に真言密教との対話を極めて重要視している。そこから宗教的な救いというものの重要性を狭い枠ではなくより広がりを持って捉えていくことを目指している。そのために高野山大学大学院文学研究科修士課程密教学専攻通信教育課程に2011年4月より在学し、密教学を本格的に学んでいる。2012年5月高野山金剛峯寺で剃髪・得度、同じく2012年5月~6月高野山金剛峯寺、高野山大学大菩提院道場にて受戒を受け、正式に出家した比丘尼となる。僧名:恵光として真言の僧侶としての道も歩み始めた。 性同一性障害の当事者として、2003年に性別適合手術を受け、2004年には性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律に則り、戸籍上の性別を女性に変更する。 シャンソン歌手としてリッツカールトンホテル、リーガロイヤルホテル、サンケイホール等に多数出演。 2007年に「命と人権を守る会」をチャペル福音館の付帯事業として設立して、性的少数者にとどまらず、社会のなかで痛みや傷を抱えて生きる人たちと共に歩む道を探り続けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「廣畑涙嘉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|