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延坪島[よんぴょんど]
延坪島(ヨンピョンド)は、京畿湾北西部に浮かび大韓民国(韓国)が統治する2つの島の総称。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が統治する甕津半島の南12kmに位置し、軍事境界線(北方限界線)近くの島である。 == 概要 ==
大延坪島(テヨンピョンド/、6.19 km²、)と小延坪島(ソヨンピョンド/、0.94 km²、)の2つの有人島からなり、行政上は仁川広域市甕津郡延坪面に属する。黄海上にあって、同じく韓国の施政下にある、大青島、小青島、隅島とともに、「西海五島」と呼ばれる。 仁川中心部からは122km離れている。人口は1,689人(2008年12月末)。 立地から軍事的にも重要な島となっている。近年も周辺海域で第1延坪海戦(1999年)、第2延坪海戦(2002年)、延坪島砲撃事件(2010年)などの武力衝突が起こった。韓国は延坪島に1000人規模の海兵隊部隊を駐屯させており、北朝鮮側の大睡鴨島や長在島には延坪島を攻撃するための平曲射砲が配備されている。 近海はグチやワタリガニなどの好漁場となっているが、近年中国漁船の違法操業が問題となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「延坪島」の詳細全文を読む
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