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建御名方富命彦別神 : ウィキペディア日本語版
健御名方富命彦神別神社[たけみなかたとみのみことひこかみわけじんじゃ]

健御名方富命彦神別神社(たけみなかたとみのみことひこかみわけじんじゃ)は、『延喜式神名帳に記載されている信濃国水内郡式内社名神大社)。
== 概要 ==
延喜式神名帳には信濃国水内郡に「健御名方富命彦神別神社 名神大」と記載されたが、その後所在がわからなくなっている。次の3社が論社とされているが、現在に至っても比定の決着はついていない。
* 1. 健御名方富命彦神別神社長野県長野市大字長野字本城東2411、) - 旧県社、通称「水内大社」・「城山県社」。
* 2. 健御名方冨命彦神別神社 (長野県長野市信州新町大字水内斉宮3154、) - 旧郷社、通称「水内神社」・「水内大社」。
* 3. 健御名方富命彦神別神社 (長野県飯山市大字豊田字伊豆木原3681-1、) - 旧県社、通称「五束神社」。
文献では、持統天皇5年(691年)に天皇の命で信濃国に「水内神」を祀らせたとする記述〔『日本書紀』持統天皇5年8月23日条。〕があり、これが文献上初見とされる。『延喜式』神名帳に「水内神」の記載はないが、健御名方富命彦神別神社が水内郡唯一の大社であることから、この「水内神」は健御名方富命彦神別神社を指すと考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「健御名方富命彦神別神社」の詳細全文を読む



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