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弁天台場[べんてんだいば]
弁天台場(べんてんだいば)は、江戸時代末期(幕末)に北海道函館市に設営された台場。弁天岬台場、弁天砲台とも。設計者は武田斐三郎。 == 概要 == 周囲390間余(約710m)、不等辺六角形で、上から見ると将棋の駒のような形をしていた。総面積は11,611坪(約383,000m²)、 高さ37尺(約11.2m)の石垣をもつ土塁2,350尺(約780m)で囲まれていた。東南端にはトンネル式通路のアーチ型入口を構えていた。砲眼15門(60斤砲2、24斤砲13門)を装備し、その中にはエフィム・プチャーチン搭乗のロシア艦ディアナ号のものもあったといわれている。土石は主に函館山より切り出し、大手門などの重要な部分には、大坂から運んだ備前御影石を用いたといわれる。工事は松川弁之助が請け負い、翌年から井上喜三郎がこれを引き継いだ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弁天台場」の詳細全文を読む
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