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弓削元宝[ゆげ の がんほう] 弓削 元宝(ゆげ の がんほう)は、日本の飛鳥時代の人物である。姓は連。弓削八田の子とする系図がある〔鈴木真年『百家系図稿』巻2,弓削宿禰(宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会,1986年 による)〕。名は元実ともする〔『日本書紀』北野本、内閣文庫本〕。 本人ではなく、子の事績でわずかに知られる。『日本書紀』の持統天皇4年(690年)10月22日条に、名が知れないその子のことが記される。弓削連元宝の子は、百済救援戦争に従軍して唐の捕虜になった。天智天皇2年(663年)、大伴部博麻が身を売って得た衣糧を得て、土師富杼、氷老、筑紫薩夜麻とともに帰国し、唐の計略を本国に知らせた。 == 参考文献 ==
*小島憲之・直木孝次郎・西宮一民・蔵中進・毛利正守 校訂・訳『日本書紀』3、小学館(新編日本古典文学全集4)、1998年、ISBN 4-09-658004-X。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弓削元宝」の詳細全文を読む
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