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引き伸ばし機[ひきのばしき]
引き伸ばし機(ひきのばしき)とは、写真フィルムの像を拡大・投影し、印画紙に焼き付けるための機械である。 引き伸ばし機がいつ頃発明されたのかははっきりとはわかっていない。しかし一般的になったのはライカの発売によるとされている。それまでのカメラはフィルムないし乾板を印画紙に密着させポジ像を得ていたが、35mmフィルムはそのままでは鑑賞が難しい大きさなので、エルンスト・ライツはライカのシステムの一環として引き伸ばし機を用意していた。 == 引き伸ばし機の構成 ==
=== 光源 === 初期の引き伸ばし機は太陽光を使うものもあったが、現在では専用の電球やコールドライトを使うものが主流である。ただし、プラチナプリントなど露光に紫外線を使う場合、紫外線蛍光灯を使う場合もある。 引き伸ばし用電球は一見普通の電球に見えるが、点灯スイッチを入れてから明るくなるのが早い仕様である。普通の電球はスイッチを入れると最初暗く点灯し、だんだん明るくなり、しばらく経って一定の明るさとなる。それでは露光時間を倍にしても露光量が正確な倍にならず、一種の相反則不規が発生する。プリントさえできれば良いのであれば代用できると言えなくもないが、露出をコントロールするためには引き伸ばし用電球を使用する必要がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「引き伸ばし機」の詳細全文を読む
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