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引き蘢り : ウィキペディア日本語版
引きこもり[ひきこもり]
本記事では引きこもり(引き籠もり〔国語辞書-大辞泉「ひき‐こもり【引き籠もり】」 〕、ひきこもり、英語表記 hikikomori)について解説する。
== 定義と呼称の歴史 ==
「引きこもり」の意味は時代とともに変化しているが現在の厚生労働省では次のように定義している。
* 10代・20代を中心とした「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドライン
大辞泉では「長期間にわたり自宅や自室にこもり、社会的な活動に参加しない状態が続くこと。」とし、「補説」を加えており、「周囲との摩擦によるストレスや精神疾患が原因で引きこもる場合、原因を特定できないまま引きこもる場合などがある。厚生労働省は、「さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」と定義する。」と厚生労働省の説明も加えて紹介している。また、次のような定義もある。
もともと「引きこもり」という言葉は、「引きこもる」状態を指す。つまり同じ場所にじっといて出てこない様子のこと。
吉川幸次郎『宋詩概説』には「弾劾されて失脚し、遠く江蘇の蘇州に、別荘を買って『蹌浪亭』と名づけたのにひきこもり」という公職に就いていない、または官職を辞した状態を意味する用例や(岩波文庫版P124、初出1962年)、横山光輝の『三国志』(希望コミックス版24巻、潮出版社、1981年)にも(諸葛亮の台詞として)「これは隆中にひきこもっているころ聞いたのですが」といった用例がある。なお、第2次橋本内閣までは、首相の病気による内閣総理大臣臨時代理の辞令に「内閣総理大臣何某病気引きこもり中内閣法第九条の規定により……」と記載されていた。
前述した厚生労働省が定義しているような「引きこもり」の用法が生まれたのは平成年間以降である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「引きこもり」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hikikomori 」があります。



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