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弘憲寺[こうけんじ]
弘憲寺(こうけんじ)は、香川県高松市にある高野山真言宗の寺院。山号は利剣山。本尊は不動明王。法泉寺とともに讃岐生駒家の菩提寺である。 == 歴史 == 伝承によれば、奈良時代の天平年間、現丸亀市飯山町下法軍寺に法勲寺が開基。しかし、少なくとも鎌倉時代以後に廃寺となり、本尊・寺宝を島田寺へ移した。その後生駒親正が讃岐に入封すると法勲寺を再建し、良純上人に寺務を執らせた。 親正の死後、息子の生駒一正は親正の墓所内(現在地)に法勲寺を移転し、親正の戒名(謚弘憲公)をとって弘憲寺と改称、古画・名器を島田寺から移転し、同寺を弘憲寺の末寺とした。 1868年(慶応4年)の鳥羽・伏見の戦いで幕府側についた高松藩は朝敵となり、来る官軍の征討を回避するためのスケープゴートとして二人の家老の首を鎮撫使に差し出した。1月18日、そのうちの一人の小河又右衛門が切腹したのが当寺である〔高松歴史21景 〕。これによって結果的に高松を戦火から逃れさせることが出来た。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弘憲寺」の詳細全文を読む
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