翻訳と辞書
Words near each other
・ 弘文社 (曖昧さ回避)
・ 弘文院
・ 弘文館
・ 弘斎
・ 弘昌
・ 弘明寺
・ 弘明寺町
・ 弘明寺駅
・ 弘明寺駅 (京急)
・ 弘明寺駅 (横浜市営地下鉄)
弘明集
・ 弘暦社
・ 弘治
・ 弘治 (中国)
・ 弘治 (日本)
・ 弘治 (明)
・ 弘治 (曖昧さ回避)
・ 弘治の内乱
・ 弘治帝
・ 弘治条約


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

弘明集 : ウィキペディア日本語版
弘明集[ぐみょうしゅう]
弘明集』(ぐみょうしゅう)とは、中国における仏教道教の二教間の論争に関する文章を集めた論書である。僧祐編。14巻、518年天監17年)の成立である。
仏教が伝来し、道教が成立した後漢以来、六朝時代は、両者の優劣及び中国伝統の儒教倫理や、王法仏法といった問題に関する論争が激しく応酬された時代である。「夷夏論争」、「因果応報」や「神滅不滅」、「沙門拝俗」といったテーマに関する諸論58篇を集めたのが本書である。
なお、同じく僧祐撰の『出三蔵記集』第13に収める「弘明集目録序」では、後漢の仏教伝来以来、すでに500年を経て、言論が邪説に染まる者が多いのを憂い、仏道をめ仏教をらかにするため、過去から現在に至る明論、出家在家関係なく雅な文章などを編纂したと述べているが、そこでは、本書を全10巻とし、収録篇数も33篇となっており、その後に増補されたことがわかる。
また、道宣の『広弘明集』は、本書の意図を汲んで更に広くまた後代の文章まで対象を広げて編纂した書物である。
== テキスト ==

*『大正新脩大蔵経』巻52「史伝部4」

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「弘明集」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.