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弥富口駅 : ウィキペディア日本語版
弥富口駅[やとみぐちえき]

弥富口駅(やとみぐちえき)は、愛知県弥富市鯏浦町にあった、名古屋鉄道尾西線2006年平成18年)12月16日をもって廃止となった。
== 駅構造 ==
単式1面1線ホームを持つ高架駅。駅集中管理システム未導入の完全な無人駅であり、改札口もないため、階段を登って直接ホームに入る形になっていたが廃止された現在、駅入り口は工事用の柵で塞がれている。
単線であるが、高架化した際に下り線ホームも作られるなど複線としても対応できるような作りをしていた。しかし、複線化されることなく利用者が少ないことから駅自体が廃止され、下り線ホームは一切使われなかったことになる。
また、かつては日本毛織(ニッケ)弥富工場の工員が多く利用していたが、その後、紡績業界の衰退で生産量の減少により工場の規模は縮小し敷地はイオンタウン弥富やニッケ弥富ゴルフコースなどに変わっている。また、ニッケ関連会社であった弥富ウール株式会社が事業再編に伴い2009年(平成21年)5月末で操業停止し、工場跡地が賃貸不動産用地になった事により弥富での紡績事業から完全撤退してしまった。

Yatomiguchi-station 2.JPG|駅名標と待合所(2006年12月3日撮影)
Yatomiguchi-station 4.JPG|駅入口(2006年12月3日撮影)
Yatomiguchi-station 1.JPG|ホーム全景 右側は未使用(2006年12月3日撮影)


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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