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弦楽四重奏曲[げんがくしじゅうそうきょく]
弦楽四重奏曲(げんがくしじゅうそうきょく)は、弦楽四重奏による楽曲を言う。一般には、複数の楽章から成り、多くは交響曲やソナタと同様、急−緩−舞−急の4楽章から構成されており、第1楽章がソナタ形式となっている。 == 歴史 ==
=== バロック晩期 === 弦楽四重奏の父として知られるハイドンが切り開いたジャンルである、というのが定説だが、実はアレッサンドロ・スカルラッティが「四重奏、ただし、通奏低音抜きで」というジャンルを開拓したのが始まりである。以後多くの作曲家がこれに倣って作曲した。 ハイドンの初期の作品では、管楽器が含まれている曲がある、低音がBassoとだけ記されている、5楽章ある等の、現在の弦楽四重奏曲のスタンダードな形とは幾分異なった形式で書かれている(作品1および2)。その時期にはチェロが不可欠ではなかったようである。その後4楽章構成となり(作品9)、最低音がチェロと明記され(作品20)、ロシア四重奏曲(作品33)で現在につながる古典的ソナタ形式の形が定まった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弦楽四重奏曲」の詳細全文を読む
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