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張保皐級潜水艦[ちょうたもつさつききゅうせんすいかん]
張保皐級潜水艦 (SS-061 Jang Bogo class submarine) は韓国海軍が運用する通常動力型潜水艦の艦級の一つ。ホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船(HDW)社の209型潜水艦シリーズのひとつである。 == 概要 == 本級は、韓国海軍が手にする初の本格的な潜水艦であり、ドイツHDW社の輸出用潜水艦である''209/1200型潜水艦''をもとに、韓国海軍の運用要求に応じたカスタマイズを加えて開発された。 本級の取得にあたっては、1番艦はドイツより完成状態で輸入、2,3番艦はドイツで建造されたブロックを韓国で組み立てるノックダウン生産、そして4番艦以降は韓国でのライセンス生産という手順を踏むことで、建造・整備手法の習得を目指した。また、本級の導入と同時にサルベージ艦および救難艦も調達され、潜水艦運用体制全体の整備が進められている。 本型の技術的特徴は209型とまったく同じであり、単殻構造の耐圧殻の上に非耐圧・大型の上部構造を乗せた構造となっている。また、装備も209型の標準的なものを搭載しているが、とくに7~9番艦はサブ・ハープーン艦対艦ミサイルの運用が可能となっている。 なお、当初は18隻の大量建造も計画されていたが、本級の建造そのものは9隻で打ち切られ、より先進的なAIP搭載の214型である孫元一級に移行している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「張保皐級潜水艦」の詳細全文を読む
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