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張正男（もしくは張政男、チャン・ジョンナム）は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人で政治家。元人民武力部長、元朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員で、朝鮮労働党中央軍事委員会委員を務めていたことが確認されている。朝鮮人民軍における軍師称号（階級）は上将。 == 略歴 == 2002年4月に少将、2011年11月に中将に昇進し、2012年12月に江原道の第1軍団長を務めていたことが確認された後、2013年5月に、8ヶ月で交代となった金格植の後任として人民武力部長に就任した。この時は上将の階級であった〔金正恩、人民武力部長に星3つの張正男を抜てき 中央日報 2013年5月14日〕〔北朝鮮 人民武力部長に若手の張政男氏任命 聨合ニュース 2013年5月13日〕。 2013年8月29日付『労働新聞』の金正恩のサッカー観戦を報じる記事の中では、朴奉珠、崔竜海、張成沢、李永吉に続く序列5位で掲載された〔李永吉が大将に、総参謀長なるか デイリーNK 2013年8月30日〕。同年11月から12月には大将の階級に昇進していることが確認されている〔金正恩氏がサッカー練習場を視察、人工の芝生が自然のようなものと賞賛 日本新華夏通信 2013年11月18日〕〔金正恩氏、張成沢氏処刑後に初めて姿を現し、崔龍海氏などが付き添う 日本新華夏通信 2013年12月16日〕。 2014年2月4日の朝鮮中央テレビの放送で再び上将の階級章を着けていることが確認され、大将から降格されたとみられた〔北朝鮮国防相が降格か 朝鮮中央テレビの画面で判明 産経ニュース 2014年2月5日〕。 同年3月に行われた第13期最高人民会議代議員選挙で代議員に選出され〔投票率99.97%、当選議員の55%が新顔 朝鮮日報 2014年3月12日〕、同年4月9日に行われた第13期最高人民会議第1回会議で国防委員会委員に選出された。名簿・写真順では国防委員会副委員長の呉克烈の次、委員のうちでは最初に掲載された。またこの際に発表された写真では大将の階級章を付けていることが確認されている〔北최고인민회의, 김정은 재추대…김영남·박봉주 유임(종합3보) 聨合ニュース 2014年4月10日〕。同年4月27日の朝鮮中央通信の報道により、朝鮮労働党中央軍事委員会委員に就任していたことが判明した〔金正恩氏「反米対決戦で百勝する」訓練強化指示 YOMIURI ONLINE 2014年4月27日〕。 同年6月25日、前日の24日に開催された軍民決起集会を報じる朝鮮中央放送の報道で玄永哲が人民武力部長として紹介されたことで、同月中に張正男が同職を解任されていたことが判明した〔北の人民武力部長また交代 元総参謀長1年余で復活 産経ニュース 2014年6月25日〕。また同年7月29日に朝鮮中央通信の公式サイトに掲載された写真で、張が上将に降格されたことが確認されており、軍団長に左遷されたとみられている〔北朝鮮前国防相、軍団長に左遷か 産経ニュース 2014年7月29日〕。 2014年9月25日、第13期最高人民会議第2回会議で国防委員を解任された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「張正男」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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