翻訳と辞書
Words near each other
・ 強盗放火殺人囚
・ 強盗殺人
・ 強盗殺人罪
・ 強盗紳士
・ 強盗紳士ルパン
・ 強盗罪
・ 強盗致傷罪
・ 強盗致死
・ 強盗致死傷罪
・ 強盗致死罪
強盗返
・ 強盗返し
・ 強盗騎士
・ 強直
・ 強直(性)けいれん
・ 強直(性)伸展
・ 強直(性)収縮
・ 強直(性)間代性けいれん
・ 強直性
・ 強直性けいれん


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

強盗返 : ウィキペディア日本語版
強盗返[がんどうがえし]
強盗返龕灯返(がんどうがえし)とは歌舞伎で用いる舞台用語で場面転換の方法である「居所変(居所替, いどころがわり)」の1つ、若しくは強盗返を用いた仕掛け。一般的には短時間で行う場面転換で用いられる。
== 概要 ==
強盗返は演技や演劇の進行を妨げることなく短時間で場面を切り換える手段として用いられ、歌舞伎では「どんでんどんでん」と鳴る大太鼓の音からどんでん返しの名で呼ばれることがある。龕灯返(がんどうがえし)、どんでん返しがらんどう返し、送り仮名を付けて強盗返し、龕灯返しと表現する場合もある。
演劇を行う施設では演劇空間の時空を自在に演出するために外部からの光を遮蔽することが多く、舞台上の照明は一般的には内部照明によってのみ操作する。このため、舞台照明を一瞬だけ消すことで真っ暗闇を実現することが可能となり、この暗転の中で演劇者は衣装を着替えて次の演技の所定の位置に着き、舞台道具は強盗返の仕掛けを用いることで、場所や季節の切り替わり等のシーンの切り替え等を舞台と客席の間の幕を上げ下げをすることなく、観客の目の前で短時間で行うことが可能となる。
これらのことから転じて、慣用句として用いられる「どんでん返し」は、瞬間的な逆転を指す表現として用いられ、観客の側からは意外性のある「どんでん返しで幕になる」ストーリ展開の状態や、小説では「どんでん返しの結末」、「どんでん返しの逆転スリーラン」等々の用いられ方をする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「強盗返」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.