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地震計(じしんけい)は、地震の際の揺れを計測する機器である。 == 概要 == 地震計は地震により発生した地震動(地面の動き)を計測し、記録する機器である。震度計(正確には「計測震度計」)は、地震計の一種であるが、計測された地震動から計測震度を算出する機能をもつため、特に震度計と別称されている。 地震計は、地震動を計測するセンサー及びそれらを記録する計測システムによって構成される。 地震計は3次元空間のXYZの3成分のセンサーを備え、それらを直交する南北・東西・上下の各方向にそろえて設置することで、地面の三次元的な動きを把握できるように設置することが一般的である。しかしながら、観測目的によっては1つまたは2つの成分のみ計測することや、南北や東西とは異なる方位(たとえば、建築構造物に平行な向きなど)にセンサーを配置することもある。 地震計は目的に応じて多様な種類があり、古くは始皇帝の時代に既に存在した地震の揺れにより竜が咥えた鉄球が落下する簡単な仕組みのもの〔やや時代が下がるが、132年には張衡が、酒樽のような形の壷のまわりに8つの竜をあしらった地震計、地動儀を作っている。地震動を検知すると竜の口から玉が落ち、下に置かれた蛙型の容器に落ちて音が鳴る仕組みであった。張衡は138年3月1日には無感地震を検知している。地震学会(1979)〕から、地球の裏側で発生した地震の人間には感じないようなわずかな揺れを検知できるもの、震度階級最大の激震が生じても記録できるものまでいろいろである。 気象庁では各地に設置された地震計の情報を集積し、発震時刻と震源地を決定し、マグニチュードを算出する。これに合わせて、津波の発生の予測を行う。また、震度計の情報もリアルタイムで収集し震度情報として発表する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地震計」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Seismometer 」があります。 スポンサード リンク
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