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弾力繊維性仮性黄色腫[だんりょくせんいせいかせいおうしょくしゅ] 弾力繊維性仮性黄色腫(だんりょくせんいせいかせいおうしょくしゅ、)は、遺伝子疾患の一種で、一部の弾性組織にカルシウム沈着、変質が起こる。もっとも顕著な症状は側頸部などの皮膚病変と網膜色素線条である。この他、失明や胃腸からの出血、心臓病、動脈硬化症、上部消化管出血のリスクもある。弾性繊維性仮性黄色腫、弾性線維性仮性黄色腫とも書く。 == 原因 == 弾性線維性仮性黄色腫は膜輸送に関与する遺伝子(MRP6[multidrug resistance-associated protein 6]、ABCC6[ATP-binding cassette subfamily C member 6])の異常によって生じる遺伝性疾患である。皮膚、眼、心血管系に病変を生じる。皮膚と血管壁における弾性線維の変性、断裂、石灰化が病態の主因となっている。 : ABCC6の変異は劣性遺伝する。病原遺伝子ABCC6が特定されたのは1999年である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弾力繊維性仮性黄色腫」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pseudoxanthoma elasticum 」があります。
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