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役者評判記 : ウィキペディア日本語版
役者評判記[やくしゃひょうばんき]
役者評判記(やくしゃひょうばんき)は江戸時代に刊行された歌舞伎役者の評判記である。歌舞伎評判記とも。
江戸時代初期に遊女評判記にならって始められたもので、1656年(明暦2年)に「役者の噂」という評判記(野郎評判記)が出されたという。現存する評判記では1660年の「野郎虫」が最古である。この頃は遊女評判記の影響で、役者の容姿に対する記述が主であった。
江島其磧八文字屋自笑による元禄期の「役者口三味線」(1699年)によって、演技に対する記述を主とする評判記の体裁が確立した。「役者口三味線」は、京の巻、江戸の巻、大坂の巻の三巻から成り、一人一人の役者について上上吉・上上・上・中の上・中と位付けを行い、問答形式で評価を記している。以後、江戸時代を通じて同様の体裁で毎年刊行され、維新後も明治20年頃まで「俳優評判記」として刊行された。
長期間にわたり定期的に刊行された点は特筆されることで、演劇史の貴重な史料となっている。
== 関連項目 ==

*歌舞伎

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「役者評判記」の詳細全文を読む



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