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待ちガイル : ウィキペディア日本語版
ガイル (ストリートファイター)

ガイル(''Guile'')は、カプコンが開発・販売している対戦型格闘ゲームストリートファイター』シリーズに登場する架空の人物。アメリカ向けのメディアでは主役級の扱いを受ける。
== キャラクターの設定 ==
ベガに殺された親友ナッシュの仇を取るために、家族を捨て一人復讐のために闘う。しかし家族を捨てた後も少なからず家族を大切に思っている一面はあり、劇中でも家族を口にする台詞が多々ある他、『ストリートファイターII』(以下『ストII』と表記)のエンディングでも家族を捨てた身でありながら、自身を想ってくれる妻と娘を気遣っている。
初出の『ストII』ではアメリカ空軍少佐。沈着な性格であるが熱血漢でもある。闘いは非情なものであるとの信念を持つ。言動に渋みを感じさせるものが多くハードボイルドなキャラクターとして描かれている。
ホウキを逆さにしたような髪型と、両肩に施された星条旗タトゥーがトレードマーク。特に髪型には並々ならぬこだわりを持っており、櫛を常備して闘いが終わる度に髪を整える。首からはドッグタグを、自分のものとナッシュの形見のものを一緒にして提げている。
格闘スタイルはマーシャルアーツ。ボクシングのような構えをとり、前述のマーシャルアーツの他、柔道プロレスに用いられる投げ技、ムエタイの蹴り技も使う。自身が回転する技や、風にちなんだ技も多い。日本におけるマーシャルアーツと外国におけるマーシャルアーツは意味合いが違うため(詳細はマーシャルアーツを参照)、日本国外版での格闘スタイルは「Special Forces Military Training(軍人格闘術)」となっている。
ストリートファイターZERO3』(以下『ZERO3』と表記)には、家庭用移植版および『ZERO3↑』(アッパー)の追加キャラクターとして登場する(プレイステーション版とゲームボーイアドバンス版のみ隠しキャラクター)。企画担当の村田治生は前作『ZERO2』のインタビューで「最初はガイルの設定にすごく気を使っていたので、『ZERO3』でガイルを出したらストーリーをぶち壊すんじゃないかとか言われた」と語っており〔ゲーメストムックVol.35『ストリートファイターZERO2』P268より。〕、初代『ストII』の登場キャラクターの中では『ZERO』シリーズ中で最も遅い登場となった。本作ではアメリカ空軍中尉で、軍の命令を無視して単身シャドルーの捜査をしているナッシュを止めるよう、軍上層部から要請を受ける。
ストリートファイターIV』(以下『ストIV』と表記)では、壊滅させたはずのシャドルーの暗躍を察知し、春麗とともに調査を開始。同時に、ナッシュ捜索打ち切りの報を聞いたことをきっかけに、彼の生存を信じて再び家族を捨てて旅立つ〔ストリートファイターIV オリジナルアニメーションfeat. 春麗より。〕。
F-16パイロットでもあり、『ストII』シリーズのガイルステージでは駐機中のF-16が登場する。愛車はフォード・マスタング・シェルビーGT350
以前は「静かなる復讐者」の異名を持っていたものの、『ストリートファイターEX』(以下『ストEX』と表記)でかつての部下だったドクトリン・ダークから「自分を鍛えてくれなかった」との理由で逆恨みされていることもあり、以降の作品では復讐が虚しい行為であることを悟っている。
基本的には英語を喋っているが、『ストEX』シリーズでの勝利時や『ストIV』シリーズでは日本語を口にする。
『ZERO3』ではネバダゴーストバレーを本拠地にしており、ステージが高速移動している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガイル (ストリートファイター)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Guile (Street Fighter) 」があります。



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