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待った(まった)とは、勝負事において、相手の行動に対して満足な状況でないことによりやり直しを要求する状態である。 相撲用語では、やむを得ない理由で勝負開始前、あるいは途中で止める際のかけ声であり、またその止める行為そのものを意味する。 囲碁や将棋では相手の次の手を見て、それが自分が困る手の場合にもう一度前回の自分の手まで戻って指し直しをすることを求める場合に「待った」という。これは正式にはルール違反である。 転じて重要なイベントなどで横やりが入って中断するのを「待ったがかかった」と言ったり、切羽詰っていることを「…まで待ったなし」と表現する例がある。スポーツなどで、相手に優勝がかかる試合などで勝利した場合にも「待ったをかけた」という表現がされることがある。 ==相撲== 相撲の場合、勝負開始前のものとしては力士が立合いで息が合わず勝負開始が成立しない場合に生じる。力士自身が身振り手振りで待ったを示す場合と、手つき不十分で行司が待ったをかける場合があり後者は「行司待った」と呼ばれる。 取組中では、廻しが緩んだり力士が出血をした場合、行司の判断で待ったをかけることがある。通常前者を「廻し待った」と呼び、後者の場合鼻血が出た際の対応を表わす「鼻血待った」〔十両で珍事…玉乃島“鼻血待った”も勝った Sponichi Annex 2011年9月21日 06:00 :例として2011年9月場所10日目の玉乃島-佐田の富士戦〕という用語がある。また、勝負が長時間に及び、力士の動きがなくなった際にも待ったがかかる。この場合は水入りという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「待った」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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