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待避所[たいひじょ] 待避所(たいひじょ)とは、狭隘道路で車両が離合を行うための空間、または長い急坂に設置される構造物である。なお、法令上、「非常駐車帯」とは設置目的が異なり区別される。 == 概要 ==
前者の意味での待避所は、1車線または幅員の狭い道路で、車両が行き違いするために適当な間隔で設置される、路肩より広い空間である。2車線化ができない道路の改良手段として設けられる場合もある(車線の項を参照)。待避所の案内標識も存在する(下図)。
ファイル:Japanese Road sign 116-3.svg
後者の意味での待避所は、長い急坂でブレーキが故障した車両や、フェード現象やベーパーロック現象を起こした車両を停止させるために、砂れきや古タイヤ等を積んだ側道として坂の終点や中腹に設置される。緊急避難所と表示されることもある。碓氷バイパスや国道274号日勝峠他、山岳地帯の主要道に多数見られる。最低地上高の低い一般的な車両は、これに突入した場合、スタックや破損する可能性が高い。
カテゴリ:道路
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「待避所」の詳細全文を読む
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