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彼岸(ひがん)は雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼ぶ〔『広辞苑』「彼岸会」〕。 最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼ぶ。 俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。 == 起源 == === 語源 === サンスクリットの(パーラム)の意訳であり、仏教用語としては、「波羅蜜」( パーラミター)の意訳「至彼岸」に由来する〔『大辞泉』「彼岸」〕。 を(彼岸に)+(到った)、つまり、「彼岸」という場所に至ることと解釈している。悟りに至るために越えるべき迷いや煩悩を川に例え(三途川とは無関係)、その向こう岸に涅槃があるとする。 ただし、「波羅蜜」の解釈については異説が有力である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「彼岸」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Higan 」があります。 スポンサード リンク
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