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後藤 史(ごとう ふみ、1986年10月25日 - )は、三重県鈴鹿市出身のメンタルトレーナー。元女子サッカー選手。サッカー選手の後藤三知は妹。 == 来歴・人物 == 兄の影響でサッカーを始める。小学生時代は、地元の白子サッカー少年団と鈴鹿市唯一の女子チーム鈴鹿グローリージュニアで活動。1999年鈴鹿市立鼓ヶ浦中学校に入学。しかし当時のサッカー部顧問の意向により男子と共にプレーができず、サッカー部に所属しているもののサッカーからは離れていた。 2002年、宮城県にある常盤木学園高等学校に入学。入学時は、リフティングが10回程度しかできなかった。1年時に常盤木学園高校サッカー部は創部初の高校日本一になるが、本人はスタンドから応援していた。 2年時から右サイドバックのレギュラーになる。2年連続で、全日本高等学校女子サッカー選手権準優勝。当時のチームメイトには、なでしこジャパンの鮫島彩、田中明日菜がいる。 2005年、早稲田大学教育学部に入学。同時に、早稲田大学ア式蹴球部女子に入部。1年時から、右サイドバックのレギュラーとして出場。関東大学女子サッカーリーグ ベストイレブン受賞。全日本大学女子サッカー選手権優勝、創部(女子部)初の大学日本一を経験。さらにこの年、全日本女子サッカー選手権大会(現在の皇后杯)にて、格上のアルビレックス新潟レディースを破る。2006年、2年時には、関東大学女子サッカーリーグ ベストイレブンを2年連続で受賞。全日本大学女子サッカー選手権、3位。 2007年、早稲田大学ア式蹴球部女子から、なでしこリーグ2部のジェフユナイテッド市原・千葉レディースへ移籍。ユニバーシアード日本代表に初選出。タイ・バンコク大会に出場する。里内猛監督(ジーコジャパン・フィジカルコーチ)のもとリーグ2位となり、伊賀フットボールクラブくノ一とのなでしこリーグ1部2部入れ替え戦へ。同点ゴールとなる2得点目を決めるが、PK戦で4番目のキッカーとなるが外し、この試合に負ける。 2008年、なでしこリーグ2部優勝し、1部に昇格。 2009年、なでしこリーグで右サイドバックとして、全21試合フルタイム出場。なでしこリーグ昇格初年度は、5位。この年から、メンタルトレーナー森川陽太郎によるメンタルトレーニングを開始。 2010年、スペイン女子サッカー1部リーグ ラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)へ移籍(男子チームも1部リーグ)。スペイン女子リーグ初の日本人プロ選手。2010−2011シーズンのリーガ・チャンピオンとなり、チームはリーガ三連覇の偉業に貢献。また、この年からYAMAHA発動機スポーツ振興財団 第5期生として助成金を受ける。 2011−2012年、UEFA女子チャンピオンズリーグに出場。アーセナルFCレディースに破れ、ベスト16。この試合に、サイドハーフとしてフル出場している。女王杯(Copa de la Raina)3位。シーズン終了後、日本に帰国し現役を引退する。 2012年、リコレクトに入社。メンタルトレーナーとして活動を始める。 2014年まで、様々な競技の国内トップアスリートやプロ選手を始め、高校生〜小学生年代のジュニアアスリートまでマンツーマンでのメンタルサポートから、ストレス相談や小学生のメンタルトレーニングなど幅広く担当している。サポート選手が、優勝や日本代表選出、日本一になるなど多くの実績をあげている。また、個人サポートの他にも本郷高校サッカー部や東京大学ア式蹴球部など、チームの専属サポートも担当。 他には、講師としてビジネスマンから、スポーツ指導者、スポーツ選手、大学生、高校生から小学生まで、様々な対象に合わせたメンタルセミナーの講習を行う。株式会社リコレクトの運営するメンタルスクールでも講師を担当し、メンタルトレーナーの育成や指導にも力を注いでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「後藤史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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