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御堂流[みどうりゅう] 御堂流(みどうりゅう)とは、藤原北家九条流藤原道長(摂政・太政大臣)の子孫の一門及び彼を祖とする有職故実及び作法の流派の呼称。「御堂」とは、道長が法成寺を創建して「御堂関白」の異名を得ていたことに由来する(ただし、実際に関白には就任していない)。 == 概要 == 道長は兼家の五男に過ぎなかったが、持ち前の強運と政治力によって内覧と一上の地位を兼ねて20年以上にわたって太政官を統率した後に摂政、次いで太政大臣となり、3代の天皇の后妃の父及び2代の天皇の外祖父として摂関政治の全盛期を築いた。その子孫は基実の薨去まで摂関の地位を独占し、基実の没後に御堂流摂家が分裂した後も御堂流の末裔のみがその地位を占めた。御堂流から分かれた主な家としては五摂家及び松殿・醍醐の諸家、中御門流・御子左流・花山院流の諸流などが存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御堂流」の詳細全文を読む
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